痛風は若者にも！

ビールは痛風に悪い！一般的に出回って言われている情報です。ビールが尿酸の排泄をしにくくすると言われていたが、逆に利尿作用もあるし、尿量が増えるのだからいいのではないか？
なら、なぜビールが悪いと言われるのか、それはビールを飲みながらのおつまみ、いわゆる酒の肴。特に魚の卵やラーメンなどにはプリン体が多く含まれているのです。そういった食品の方がむしろプリン体は多いと言えます。それらに比べると、ビールに含まれるプリン体は少量と言っていいでしょう。
ストレス社会にもまれる世の男性たちにとって、ビールを飲むことはストレス発散にいい効果をもたらす、しかしあまりに飲み過ぎると危険でないとは言えない。
また、その際に食べ過ぎるのにも注意が必要です。いわゆる暴飲暴食に気を付けなければいけないということです。極端な食事制限は、逆にストレスを溜めてしまう要因となってしまいます。
また、肥満の人は要注意、そのような人が痛風になった場合、ビールだけでなく、他の食生活、生活習慣改善を心がけるようにしましょう。

以前まで痛風という病気は40～50代が多いとされていたのですが、今や若年化しているという現実があります。最近は20代の患者さんがいることも？！これは現代の食生活が原因であると言えるでしょう。現代では20歳になってからずっと飲酒をし続けているという人もいます。
また、食生活もバランスのとれたものとは言えなくなってきているのかもしれません。このプリン体を多く含むものばかりを摂取することで、その危険性は高くなる一方なのです。若いからと言って気は抜けませんね。
また、尿酸値を高めるもう一つの問題、ストレスが多い社会であるということも一つあるでしょう。今の社会ではストレスを貯めやすい生活、ストレスを発散できない内向的な人も増えてきているのです。このままストレスを貯めながら毎日生活を送ると尿酸値も上がる一方、しかし高尿酸血症とアルコールの関係もあります。アルコールでストレスを発散させるのも問題が出てくるかもしれません…難しいトコですね。